テスト用

過去8年分の京阪杯のデータを軸に、過去の好走馬の血統傾向や今年の登録馬のコース相性などを踏まえて注目馬をピックアップしています。

1週前予想なので回避馬・除外馬が含まれる場合があり、また枠順や馬体重など記事公開時には予想に反映できない要素もありますのでご了承ください。

京阪杯　登録馬

登録馬

予想人気（1週前）

参考：netkeiba.com

1週前の登録時点ではスワンSで6着だったウインカーネリアンが1番人気。2番人気は葵S2着・オパールS3着と京都実績のあるペアポルックス、3番人気はオパールSで1番人気4着だったグランテストが推されています。

4番人気以下はスプリンターズSで9着だったエイシンスポッター、今年のシルクロードSでは2着に入っているアグリ、オパールSを58kgで勝ったビッグシーザー、スプリンターズS10着のモズメイメイなどが続きます。

京阪杯　コース＆血統分析

京都芝1200mの特徴

京都芝1200mは内回りコースを使用。スタート後は上り坂でコーナーまでの距離も長くないため、前半はそれほどハイペースにはなりません。

ペースが速くなるのは4コーナーの坂の下りからですが、京都内回りコースはコーナーの角度が急なので外側を走る馬はコーナーで外に振られることが多く内枠有利なコースとなっています。

父系統別データ

• ストームキャット系【3-0-0-3】
• プリンスリーギフト系【1-1-1-10】
• ディープインパクト系【1-1-1-6】
• キングカメハメハ系【1-1-0-9】
• デピュティミニスター系【1-0-2-5】

ストームキャット系やデピュティミニスター系などの米国型ノーザンダンサー系、キングカメハメハ系などのミスプロ系が中心です。

サンデー系はディープインパクト系なら押さえられますが、ディープインパクト系を除くと(0-1-0-34)とほぼ消し。

母父系統別データ

• サンデーサイレンス系【3-1-1-17】
• ミスタープロスペクター系【1-1-2-18】
• プリンスリーギフト系【1-0-2-3】
• フォーティナイナー系【0-2-0-2】
• サドラーズウェルズ系【0-1-1-4】
• ロベルト系【0-0-3-5】

ナスルーラ系はプリンスリーギフト系は好相性ですが他系統は割引き。サンデー系・ノーザンダンサー系・ミスプロ系はそれほど成績に差はありません。

また母父ロベルト系はダイアナヘイロー、サカジロロイヤル、スギノエンデバーと好走した3頭はいずれも10番人気以下でした。

京阪杯　傾向データ①

枠順データ

改修前は内枠有利なレースでしたが昨年は8枠17番のトウシンマカオが快勝。

改修後の3勝クラス以上を集計すると複勝率では内外それほど差はありませんが、1～6枠の4勝に対して7～8枠が8勝と外枠の勝率が高いのが特徴です。

馬番データ

• 偶数馬番【4-7-4-53】
• 奇数馬番【4-1-5-58】

馬番では6番が(1-2-1-4)、7番が(1-0-2-5)。

6番人気以下

• 1～4枠【2-3-6-33】
• 5～8枠【0-1-2-50】

改修前は人気薄も内優勢ですが昨年は17番のトウシンマカオが4番人気1着、18番のトゥラヴェスーラが12番人気4着に入っているのであまり内は意識しなくて良さそうです。

脚質データ

こちらも改修後は多少傾向が変わっており、牝馬は葵Sのピューロマジックやモズメイメイなど前に行ける馬の成績が良く、牡馬は先行～差しまである程度幅広く走っています。

前走4角位置

• 4番手以内【6-4-2-37】
• 5番手以下【2-4-7-74】

前走上がり3F

• 1～2位【0-3-3-16】
• 3～5位【2-2-0-25】
• 6位以下【5-3-6-68】

前走上がり5位以内で5着以下だった馬は(0-0-1-16)、また当日7番人気以下でも(0-1-0-24)と割引き。

カンチェンジェンガ、サブライムアンセム、モズメイメイが前走上がり5位以内で5着以下。

馬体重データ

人気馬・人気薄共に馬格の影響はありません。当日3番人気以内だと±0kg以下が(2-4-0-9)、プラス体重が(1-0-0-7)と馬体が増えている馬は割引き。

前走との馬体重差

• ＋体重【4-1-5-55】
• 増減無【1-2-3-21】
• －体重【3-5-1-35】

京阪杯　傾向データ②

人気データ

別定戦ですが上位人気馬の信頼度は低く、中穴以下の好走が多く見られます。ただし人気薄は中央場のスプリント戦を使ってきた馬が優勢でローカル組は割引き。

所属データ

2022～2023年は関東馬のトウシンマカオが連覇しています。

馬齢データ

高齢馬でもそれほど成績は落ちず、若い馬が人気に推されやすいため5歳以上は回収値も高めです。また3歳馬で好走した4頭は当日3番人気以内の人気馬でした。

騎手データ

• 継続騎乗【3-1-2-52】
• 乗り替わり【5-7-7-57】

ジャパンC同日のため乗り替わりが多いレースですが、継続騎乗は当日4番人気以下だと(0-0-2-46)と人気薄はあまり期待できません。

京阪杯　前走データ

前走クラスデータ

優勝馬は重賞組に多く、唯一前走オープン特別で優勝したのは2022年のトウシンマカオで当日1番人気。また北海道を除くローカル組は苦戦しています。

主な前走

• キーンランドC【3-0-0-4】
• スプリンターズS【2-1-2-19】
• スワンS【1-3-0-16】
• オパールS【1-0-1-11】
• JBCスプリント【1-0-0-1】
• セントウルS【0-0-2-8】

前走距離

• 1000m【0-1-0-9】
• 1200m【7-4-8-74】
• 1400m【1-3-1-23】
• 1600m【0-0-0-3】

前走場所

• 東京【0-0-0-6】
• 中山【2-1-3-20】
• 京都【1-4-3-32】
• 阪神【1-0-3-9】
• 中京【0-1-0-7】
• 札幌【3-0-0-5】
• 函館【0-1-0-2】
• 福島【0-0-0-7】
• 新潟【0-0-0-12】
• 小倉【0-0-0-8】

前走人気データ

重賞組は人気不問。前走がオープン特別以下だった馬は前走3番人気以内なら連対候補、4番人気以下だと3着候補です。ただし前走6番人気以下だった牝馬は割引き。

前走オープン特別以下

• 3番人気以内【1-3-0-13】
• 4番人気以下【0-0-4-33】

前走オープン特別以下で3番人気以内だったのはカンチェンジェンガ、グランテスト、ペアポルックス。

牝馬

• 5番人気以内【0-2-2-25】
• 6番人気以下【1-0-0-23】

前走6番人気以下で優勝したのは2021年阪神開催のエイティーンガールで前走はスプリンターズS。前走スプリンターズS以外で6番人気以下だった牝馬はアネゴハダ、スコールユニバンス、テイエムスパーダ、ドロップオブライト、マメコ。

前走着順データ

前走5着以下で好走しているのはほぼ重賞組で、オープン特別組は前走好走馬が優勢です。また前走重賞で4着以内＋当日3番人気以内だと(2-2-0-3)とまずまずの成績。

前走ハンデ戦

• 3着以内【1-1-3-14】
• 4着以下【0-1-0-22】

アネゴハダ、カルチャーデイ、カンチェンジェンガ、グランテスト、スコールユニバンス、セッタレダスト、プルパレイ、ミルトクレイモー、レッドベルオーブが前走ハンデ戦で4着以下。

前走5着以下

• 重賞【4-2-4-52】
• オープン特別以下【0-1-0-22】

京阪杯　データまとめ

買いデータ

消しデータ

京阪杯　予想

ペアポルックスは京都オープンクラスでは3戦全て3着以内と安定しており、京都改修後母父ディープは複勝率45％前後でピューロマジック・ゾンニッヒがオープンクラスで好走するなど圧倒的な成績を残しています。前走は出遅れ自分の形を作れなかったものの4着まで食い込んでおり、今年は12月まで代替開催を行うためCコース替わり週になるのも鞍上的には○。

グランテストは前走オパールSは4着でしたが前走データからは巻き返し可能。ロードカナロア産駒・母父シンボリクリスエスは共に改修後もコース実績のある配合で、前に行ける牝馬という点もレース傾向に合っています。継続騎乗想定なので当日上位人気に推されるほど買いやすくなります。

ビッグシーザーは前走オパールSでは58kgの影響もあり人気を落としていましたがペアポルックスやグランテストを抑え優勝。近走はGⅠ以外では大きく負けておらず、京都の別定戦と条件はベスト。

チェイスザドリームは前走直千ということもあり想定では下位人気ですが、オパールSで55kgを背負い5着と内容は悪くありません。ロードカナロア産駒に母父アドマイヤムーンと血統からは一発も期待できます。

アグリは近走結果が伴いませんが今年のシルクロードSでは58kgを背負い2着。今年唯一の父ストームキャット系など血統面では評価できる部分もあり押さえ。最後にエイシンスポッターは昨年3着の実績があり、展開頼みな面はありますが終いの脚は確実。