種牡馬テスト
リアルスティールは2012年生まれの種牡馬です。
このページではリアルスティール産駒の得意な競馬場、距離、重馬場適性などを分析しています。
リアルスティールの成績
血統表
競走成績
- 戦績:17戦4勝
- 賞金:416,768,000円/4,050,000ドル
主な勝ち鞍
- ドバイターフ
- 毎日王冠
- 共同通信杯
種牡馬成績
- 2022年 75位
- 2023年 24位
代表産駒
- フォーエバーヤング(全日本2歳優駿)
- レーベンスティール(セントライト記念)
- オールパルフェ(デイリー杯2歳S)
- ダニーデン(アーモンドアイM)
- プラチナジュビリー(2勝クラス)
- ヨリマル(武田尾特別)
- トーホウガレオン(シンザン記念3着)
- ドナベティ(ファンタジーS2着)
リアルスティール産駒の得意距離は?
距離別
芝:牡馬は1600m以上、牝馬は2000m以下
牡馬はオールパルフェがデイリー杯2歳S、レーベンスティールがセントライト記念で優勝。マイルから中距離を使われる産駒が多く、1800~2200mでは成績・回収値は安定しています。また父同様左回りを得意とする産駒が多いのが特徴です。
牝馬はマイル前後を使われる産駒が多く、1勝クラス以上で見るとマイル以下よりも1800~2000mでの成績が良いのが特徴です。
ダート:牡馬は万能、牝馬は短距離
ダートは下級条件が中心ですが、ストームキャットを持つ影響もありダートで走る産駒も多いのが特徴です。性別問わず1400m以下の短距離では回収値が高く穴でも狙えます。
牝馬は1600m以上になると大きく成績を落としていますが、牡馬は1800mでも複勝率35%・複回値100と馬券的には優秀な成績。またダートでも全体的に左回りでの成績が良いのが特徴です。
リアルスティール産駒 芝コース成績
芝・競馬場別
どのコースもそれなりにこなしますが、性別問わずローカルよりも中央場を得意とする産駒が多いのが特徴です。
牡馬は中京競馬場の複勝率が60%弱と抜群で東京・新潟と左回りのコースでは成績が安定しています。牝馬は東京・中山・阪神を得意としていますが、中京では牡馬に比べて大きく成績を落としているので注意。
得意なコース
- 連対率53.8% 新潟・芝1800m
- 連対率53.8% 中京・芝2000m
- 連対率35.7% 阪神・芝1400m
- 連対率35.7% 中山・芝1800m
- 連対率35.7% 小倉・芝1800m
苦手なコース
- 連対率0.0% 小倉・芝2000m
- 連対率6.7% 阪神・芝2000m
- 連対率8.3% 福島・芝1800m
※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。出走数が少ないコースは省いています。
芝・クラス別
新馬戦○
性別問わず新馬戦の回収値が高く、5~7番人気くらいの中穴でも頭を狙えます。全体的に下級条件の方が穴馬としての妙味があり、オープンクラスでは当日6番人気以下だと(0-1-0-23)なので人気馬優勢。
芝・前走距離別
牝馬の距離延長○
牡馬は前走と同距離時の成績が最も良く、距離延長・短縮はどちらも苦手としています。距離変更で比較的買いやすいのは1800~2200mになった時。
一方牝馬は距離延長時の成績が抜群で、特に1800mへの距離延長は(4-3-2-4)複勝率70%弱、2000mへの距離延長も(2-2-1-11)複勝率30%とまずまず。逆に短縮時は1800mでも苦戦しているので買い時としては前走1600m以下→1800mへの距離延長時。
リアルスティール産駒 ダートコース成績
ダート・競馬場別
ダートもどのコースでもある程度は走れていますが、京都・阪神と西開催ではやや勝率が低めです。特に牝馬は東京・中山・新潟と東開催での成績が良く、西開催では割引き。
牡馬は牝馬ほどの偏りはなくどのコースでも走っていますが、特に成績・回収値が良いのは中京・新潟とローカルの左回り。
得意なコース
- 連対率34.8% 東京・ダ1400m
- 連対率32.0% 中山・ダ1200m
- 連対率27.8% 阪神・ダ1800m
- 連対率27.3% 福島・ダ1700m
苦手なコース
- 連対率0.0% 札幌・ダ1700m
- 連対率5.9% 京都・ダ1800m
- 連対率10.0% 東京・ダ1600m
- 連対率12.5% 阪神・ダ1200m
※新馬戦、未勝利戦を含む全コースデータを集計。出走数が少ないコースは省いています。
ダート・クラス別
1勝クラス○
ダートは1勝クラスの成績が抜群で牡馬は1800m、牝馬は1400m以下での回収値の高さが目立ちます。2勝クラス以上ではまだ成績は振るいませんが苦手なコースは少ないタイプなので今後ダートを使われる産駒も増えてきそうです。
ダート・前走距離別
牝馬の距離短縮○
牡馬はダートの距離変更はある程度はこなしますが得意ではありません。
牝馬は短距離を得意としているだけに距離短縮時の成績・回収値が抜群です。特に1200m以下への距離短縮では(4-3-4-7)複勝率60%台と見かけたら押さえ必須。
リアルスティール産駒 重馬場・季節適性
重馬場適性
芝・ダート共に良馬場○、芝の不良馬場○
芝では良馬場の成績が最も安定しており、稍重~重馬場ではやや割引き。ただし不良馬場になると成績・回収値共に凄まじく人気以上の好走が目立ちます。
ダートも回収値を含めると安定しているのは良馬場。稍重~不良馬場でも2~3着狙いなら問題ありませんが単回値が10台と非常に低いので頭を狙うなら人気馬。
リアルスティール産駒 血統相性
母父系統別成績
母父ミスプロ系は芝ではトーホウガレオンやダニーデン、ダートではマテンロウガイなど芝ダート関係なく産駒が走っています。ボールドルーラー系やストームキャット系など、どちらかと言えば米国型の母父の方が複勝率は高めに出ています。
ダートではミスプロ系の他にはデピュティミニスター、ストームキャット系とこちらも米国型の血統が中心。この辺りは稍重以上でも結果を残しています。
また母父サンデーサイレンス系は芝中心ですが良馬場の複勝率24%に対して道悪では複勝率60%弱と優秀なので、芝の道悪になったら母父サンデー系は押さえておきたいです。
母父ミスタープロスペクター系
- トーホウガレオン(母父Songandaprayer)
- ダニーデン(母父Numerous)
- マテンロウガイ(母父エンパイアメーカー)
母父キングカメハメハ系
- オールパルフェ(母父ルーラーシップ)
母父デピュティミニスター系
- プラチナジュビリー(母父クロフネ)
母父マイバブー系
- レーベンスティール(母父トウカイテイオー)
リアルスティール産駒 特徴まとめ
芝コース
- 牡馬は1600m以上、牝馬は2000m以下
- 牡馬は中京など左回り○、牝馬は東京・中山・阪神○
- 新馬戦の回収値が高く、OPクラスでは人気馬中心
- 牝馬は距離延長(特に1800~2000mへの延長)が得意
- 良・不良馬場○、稍重~重馬場△
ダートコース
- 牡馬は万能、牝馬は1400m以下
- 牡馬は中京・新潟競馬場○、牝馬は東開催○
- 1勝クラス(牡馬1800m、牝馬1400m以下)の回収値が抜群
- 牝馬は距離短縮(特に1200m以下への短縮)が得意
- 良馬場○、稍重以上は2~3着狙いなら
リアルスティール産駒の分析は以上です。